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もう少しでヴァーツラフ軍が来るというホタテの知らせで、私達はそれぞれの配置に着いていた。
役割のない私は、大人しくジェイの隣にいるだけ。
決して抱きついたりしてません。・・・・・・・・・したいけど・・・っ!!(爆)


今回はシャーリィを助け出すための作戦なんだから。
欲望に走っちゃいけないんだから。





「・・・・・・・・・・・・後ろからものすごい気迫・・・のようなものが感じられるんですが」
「気のせいじゃないよ、ジェージェー」





ジェイへの欲望を抑え、耐えていると、やっとヴァーツラフ軍が現れた。





「メラニィにスティングル・・・・。カッシェルの姿は見えないな。トリプルカイツが2人もいるととらえるか、3人いなくてマシと考えるか・・・。 ―――始めますよ。いいですね?」





ジェイは静かにそう呟いた。
そして、みんなに確認をとった後ゆっくりとカウントをしていく。





「5・・・・4・・・3・・・・2・・・・・・1・・・・・」

ウオォォオオォオオ!!!!





1までカウントし終わった瞬間、辺りに下品な声が響いた。
みんな、順番が違う!と焦っている。

いつも冷静なジェイまでも、予定外のことに驚いていた。





「も、モフモフのみんな・・・・・ちょっと聞かないうちにゴツイ声になって・・・
違います!モフモフ族のみんなはこんな下品な声は出さない!」





じゃあ誰が?

そう思っていると、下の方からたくさんの山賊が現れた。
次々と現れ、ヴァーツラフ軍に向かっていく。
その中にはチャバやモーゼスの姿が。





「あのバカ山賊・・・・・・・・余計な真似を!」





さっきの叫び声が山賊だとわかると、ジェイはそう呟き舌打ちをした。

とにかく、計画が狂ってしまったことには変わりはない。
ウィルやノーマは、どうしたらいいのか困惑していた。
そんな彼らにジェイは指示を出す。





「セネルさん達に合図を出します。ウィルさんとノーマさんは支援を!」
「わかった」
「りょーかい!」





そう言うと、ジェイはシャーリィの方へ煙幕を投げた。
辺りは煙に包まれ、予定通り敵は錯乱している。

あとはセネルたちがシャーリィを救出してくれるだろう。





「・・・・・・なにしてよっかな・・・」





横で詠唱中のウィルやノーマを見てぼそっ・・・と呟く。
このままジェイの後ろ姿を見てウハウハしてるのもとてもよろしいけれど。

みんながシャーリィを助け出すために頑張っているっていう時に、自分だけ何もしてないと悪い気がする。
いや、私が嫌だ。
ここまで来たんだし、私にだってシャーリィを助けたい気持ちはある。
・・・・・・・・・・・あの子は助けなくても平気な気もするけど。



シャーリィから視線を移し、セネル達を見る。
彼らは仮面の男に足止めを喰らっていた。





「・・・・・・・・・・・・・・・」
さん?どうしたんですか」





黙っている私を心配したのか、ジェイが私の顔を覗きこむような感じで訊ねる。
いっそそのまま押し倒してやろうかと思ったけど、私の身体は全然違うことをした。





ダッ





「!さん!?」





私は崖から飛び降り、ヴァーツラフ軍の所で着地する。
後ろの方でジェイの驚いたような声が聞こえたけど、私はただシャーリィの元へと駆け出した。





「なんだ貴様!?」
「邪魔っ!」





ガッ





いきなりの私の登場に驚いたものの、ヴァーツラフ軍は私に斬りかかる。
その攻撃をスッと避け、私は鞘から剣を抜くと同時に相手を斬りつけた。
後を追ってこられないように、足を。





「うらぁっ!」
「ぅおっと!」
がっ!?





後ろから攻撃してくる敵の腹を蹴り、少し間合いを取る。
蹴られた腹を押さえる敵。
思ったよりも効いたのか、それ以降攻撃してくる気配がないので私はシャーリィの方へ再び走った。

大丈夫。
ジェイの作戦に支障が出ないよう、シャーリィの近くに降りたから。
敵を倒したとしても、今は山賊にやられたと敵は解釈するだろう。





「シャーリィ!」
さん!?」





やっとシャーリィの元へ辿り着くと、そこにはシャーリィと見知らぬ女の子。
そして数人のヴァーツラフ軍を挟んでセネルとクロエがいた。
シャーリィを助け出そうとした際、こいつらに邪魔されたらしい。

予想外の私の登場に、シャーリィだけでなくセネルやクロエも驚いていた。





!?何故ここに・・・・・・」
「シャーリィを頼む!」
「わかった!」





セネルに言われ、私はシャーリィと女の子の手を握る。
そしてジェイに言われたとおりに毛細水道の中へと駆け出した。



+++++++



敵が来ないのを確認し、私は足を止める。





「・・・よし、これで安心ね」
「ありがとうございました」





息を整え、剣を鞘にしまう。
ついでに握っていた彼女らの手を離すと、シャーリィはにっこりと笑みを浮かべて礼を言った。
それに対し、私も笑顔を返す。

そして、チラッとシャーリィの隣で私を睨む女の子を見る。





「あなたは?」
「フェニモールっていうんです。私と一緒にヴァーツラフに捕まってて・・・」
「そう・・・。大変だったわね」
「・・・・・・・・・・・」





大丈夫だった?
そう訊ねるも、彼女は睨み返してくるだけ。

私、なにか彼女に悪い事でもしてしまっただろうか?





「・・・・・・・・・陸の民なんかに・・・っ」
「へ?」
「・・・・・・・・・っ」





小さく何かを呟いたが、それ以降目を逸らし何も言ってこなかった。
困り果て溜息をつく私に、シャーリィは苦笑を浮かべる。

とりあえず、不用意に奥には進めない。
入り口付近のこの場所で、私達はセネルたちを待つことにした。



・・・・・・・ジェイ、怒ってるかな。



ふと、そんな考えが頭を過ぎる。


怒ってるだろうな。
作戦外のことを勝手にしたんだから。

嫌われたかな・・・・。
ああ嫌だ。ジェイに嫌われたら私生きていけないいいいいい。





「シャーリィ!!」
「お兄ちゃん!」





心の中で涙を流していると、突然セネルの声が聞こえたような気がした。
それは気のせいではなかったようで、シャーリィの嬉しそうな声も聞こえてくる。

ハッとして声のした方を見ると、みんなの姿が。

・・・・・・・・でも





「ジェイがいない・・・」





ジェイがいなかった。
どこを探しても、あの愛らしい姿は見当たらない。

私の残念そうな声が聞こえたのか、ノーマが





「ジェージェーじゃなくて悪かったね〜」





と言っていた。
そんなつもりではなかったんだけど・・・。





「シャーリィ、こっちに来い!」
「うん!・・・・あ、フェニモール、先に・・・」
「んん〜?なんかリッちゃんの他にも女の子がいる?」
「本当だ・・・」





嬉しそうにセネルの元へ行こうとするシャーリィ。
しかし彼女は自分の前にとフェニモールに先に行くように促す。
本当は早くお兄ちゃんの元へ行きたいだろうに。

これが本当にあの黒いシャーリィなのか・・・・と疑問を抱きつつ、私もフェニモールに話しかける。





「ほら、早く・・・」
「嫌よ!」
「!?」
「あいつら陸の民じゃない・・・・・・なんでわざわざ敵の所へ行かないといけないの・・・!?」





敵・・・・?





「フェニモール・・・・お兄ちゃんたちは違うよ」
「何が違うのよ!陸の民は陸の民でしょ!?行くんだったらあんた1人で行きなさいよ!」
「ちょ・・・・よくわからないけど、早くセネルたちの所に行った方が・・・」
「あんたもよ!」
えぇ!?
「陸の民のくせに・・・私を助けてなんのつもり!?そんなにあいつらの所へ行きたいなら、さっさと行けばっ!?」





そうフェニモールが私に叫んだ時だった。





「そこまでだよ、貴様達!」





若い女の声が、辺りに響く。
驚いて声のした方を見ると、そこには頭に角をつけた、よくわからん服を来た女が立っていた。





・・・・・・・・変な服・・・
「そこのマリントルーパー!崖から叩き落したってのに、よく生きてたもんだね。だが、今度こそ終わりだよ!」





セネルを指差し、女はそう言った。
どうやら、以前この女と戦ったことがあるらしい。

ってか、崖から叩き落された・・・・!?


なんで生きてんの。



そんな疑問を感じていると、突然大きな震動が起きた。
みんな驚き、辺りを見回す。

そんな私達の反応を見て、女は得意げに話しだす。





「ここがどんな場所か知らないのかい?だったら教えてやろう。―――答えは、これだっ!」





女がそう言うと、女の足元の方から一気に水が流れ込んできた。
私達より一段下にいたセネル達は、その水に流されてしまう。

その様子を見て、水に飛び込もうとするシャーリィをおさえる。





「離して!お兄ちゃんが・・・っ」
「セネル達なら大丈夫。それより、ここから逃げないと・・・」
「!う、後ろ!!」
「!?」





そう言った瞬間だった。
フェニモールに言われ後ろを見ると、いつの間にかヴァーツラフ軍がいた。

私は咄嗟にシャーリィとフェニモールを後ろに隠し、剣を構える。

いつでもかかってこい!
そう思っていたけど、





ドサッ





いきなり相手は倒れる。





えぇっ!?
「な、何が起こったの・・・?」

「危ないところだった」





一瞬のうちで、何が起こったのか。
私達が動揺していると、どこかで聞いたことのあるような声が上から降ってくる。

ん?上から??


声のした方を見ると、頭にターバンを巻いた空飛ぶ男の姿が。





「あなたは・・・!」
「うっわ!シャーリィファンクラブ会長!!
だからその呼び方はやめろ!!俺の名は、ワルターだ」
「!・・・・・・・ワルターさん、あなたも水の民なんでしょ?」
「誠名はデルクエスだ」





ワルターと名乗った男に、フェニモールがそう言う。


水の民?

まことな?

デルクエス・・・・??


次々と出てくる聞き覚えのない単語に、私の頭は混乱状態。
一体なんの話をしてるんだかさっぱり。

私にもわかるように、共通語で話してください(共通語です)





「デルクエス、『黒い翼』・・・!私、その誠名に聞き覚えがあります!」





ワルターの言ったまことな?とやらに反応するシャーリィ。
デルクエスが『黒い翼』??
どこをどう訳したらそうなるんだか。
ああ頭が痛くなってきた。

もうワケがわからなくて頭を抱え込んでいると、ワルターは空から降りてきて羽をしまった。
そして私の方を向く。





「・・・・・・・・貴様は、陸の民か・・・!」
「今度は陸の民〜?もう意味わからないこと、次から次に言わないでよ・・・」





また謎の単語を言い出す彼に、私は更に頭が痛くなる。
もう勘弁してください。

なんて思ってた時だった。





うおっ!?





突然ワルターが私に攻撃してくる。

いきなりのことだったけど、私はなんとかそれを避けた。
一歩下がり間合いを取って、一応剣を構える。
なんだよ!さっき助けてくれたから味方になってくれたのかと思ったのに!





「ちょっと!いきなり何すんじゃボケ!
「陸の民め・・・・!」
「さっきからさ、陸の民とか水の民とか意味わかんないこと言わないでくんない!?」





さっきから陸の民陸の民って。
何それ!陸に住んでるから?だったらあんたらだって住んでるじゃんよ!!





「ふたりとも・・・今は争ってる場合じゃ・・・」
「さっきから謎の単語連続で、こっちは頭が痛いのよ!どうしてくれるんじゃーー!!」
「あの・・・」
「知るか!ここで死ね!」
「なーんで死ななきゃいけないわけ!?私はまだ萌えを堪能してないのよ!?
なんだそれは!?貴様こそ謎の単語を言うな!!」


テメェら人の話を聞けェェエエ!!!!





ドゴォッ






私とワルターが言い争っていると、いきなりシャーリィが大声を出し壁を思いっきりぶん殴った。
それに驚いた私達は、反射的に黙ってしまう。

くろーいオーラを身に纏い、こっちを笑顔で見ているシャーリィに生唾を飲んだ。





こんな所で争ってる場合じゃないと思うんです
「だ、だが、こいつは陸の民・・・・・」
「陸の民陸の民うっせえな。小せぇこと気にしてんじゃねえよターバン
「たっ、ターバ・・・ッ!?」
「しゃ、シャーリィ・・・?」(滝汗)





あまりのシャーリィの豹変振りに、ワルターもフェニモールも顔を真っ青にさせている。
・・・うわぉ。相変わらずなのね、シャーリィさん。





「こっちから、すごい音しなかったか!?」

「!」





さっきシャーリィが壁をぶん殴った音が向こうにも聴こえたのか、ヴァーツラフ軍のやつらがこっちへと向かってくる。
足音はどんどん近くなり、もうすぐでここへ辿り着くだろう。
このままでは、またシャーリィがヴァーツラフ軍に捕まってしまう。

それは避けなくては。





「シャーリィ、逃げよ!」
「はい!」





シャーリィの手を取り、この場から逃げ出す。
後ろの方を見ると、ちゃんとフェニモールやワルターもついてきている。

・・・・・・・・・・・ん?ワルターも?





「・・・・ってあんた!ついてこないでよ!」
「ふざけるな!メルネスを守るのが俺の使命だ!!」
「メルネス〜?」
「メルネス!?シャーリィがメルネス様ですって・・・っ!?」
てっめこのターバン!どさくさに紛れてバラしてんじゃねぇぞゴラァ!!」(怒





ワルターが「メルネス」という言葉を発すると、フェニモールが驚きに目を見開く。
そして信じられないという目でシャーリィを見た。

それに対しシャーリィは、自分が「メルネス」だということを知られたくなかったことらしく、サラッと自分の正体をバラしたワルターを鬼のような形相で睨んだ。


メルネス?
そういえば、ワルターが最初に現れたときもシャーリィを「メルネス」と呼んでいた。
そのせいで私は彼女の名を「メルネス」と勘違いしてしまったんだから。





ちょっとターバン
「お前までターバン呼ばわりか!?いいか?これは好きで着ているんじゃないんだ!仕方なく陸の民に変装しているだけで・・・」
「んなこと聞いてないから。あのさ、メルネスって何?」
「・・・・・・・・・・・貴様には関係のないことだ」
「そんなこと言わないで。教えてよワルター。かっこいいワルター。素敵なワルター」
しょうがないな!メルネスというのは水の民の希望。4000年の時を経て現れた、導きの星だ」
「よくわかんない!」
「ではお前のような馬鹿でも理解できるように説明してやる。いいか?よく聞けよ」
「へいへい」





最初に教えてと言った時は教える気少しもなかったくせに、今ではすっかり先生モード。
なんだこいつ。
自分の知識でも自慢したいんじゃないか。






「簡単に言うと、すごいことができる人だ」
簡単すぎだろ
「そんな・・・シャーリィがメルネス様だったなんて!もっと清楚で素敵な方だと信じてたのに!」
どういう意味かしら?フェニモール」(にっこり)





そのまんまの意味だよ。





「いたぞ!」
「げっ、見つかった!」





話しながら逃げていると、後ろの方から敵が迫ってきていた。
かなり距離は離れていたから大丈夫だと思ったのに。
やっぱり、こんな騒ぎながら逃走してるしね!
バレるよね!


このまま逃げようかと思ったけど、どうせ追いつかれてしまう。
だったら、ここで倒しておいた方が楽に逃げられるってもんでしょ。



私はシャーリィとフェニモールを後ろに下げ、剣を構え敵を待つ。





さん!?」
「先行ってて!ここは私が敵を足止めするから!」
「で、でも・・・」





心配そうに見つめてくるシャーリィ。
さっきさんざん睨んできたフェニモールまでも、こっちを不安そうに見ている。
何?私じゃ頼りないってか。





「大丈夫。私結構強い・・・・と思う。多分。うん」
「すっごく自信なさそうじゃない!」
さんひとりをおいていけません!」
「お前ひとりにいい格好させるものか!メルネルを守るのは俺だ!」
ひとり私を心配してない奴がいるんだけど!





ワルターはそういうと、私の隣へ来て戦闘態勢になる。

いい格好って。
別にそんなの考えてないんだけど・・・。





「ちょっとワルター・・・」
「ここは俺に任せろ。お前はメルネスを頼む」
「メルネス守るのは、あんたじゃなかったの?」
「相手はトリプルカイツの1人だ。女のお前に任せておけるか」
「トリプルカイツ?」





なんだそれ?

だけど、ジェイがあの時言っていた気がする。




メラニィにスティングル・・・・。カッシェルの姿は見えないな。




メラニィとスティングル。
恐らく前者が女で後者が男だろう。名前的に。

・・・・・・・・・ということは、あの角女がメラニィ?





「トリプルなんとかって、強いの?」
「ああ」
「・・・・・・・・・ワルターひとりで平気?」
「・・・・・・・・・・この先の人目のつかないところに、隠し小部屋がある」
「え?」
「そこに隠れていろ。俺もすぐに行く」
「・・・・・・・わかった」





私は頷き、シャーリィたちの方へ駆け寄る。





「おい」
「ん?」





逃げよう。
そうシャーリィとフェニモールに言おうとすると、ワルターが前を向いたまま話しかけてきた。
敵の姿はまだ遠い。





「俺は貴様を信用したわけではない」
あっれー?信用してくれたからシャーリィの方を任してくれたんじゃないの?」
「ふん、勝手な思い違いをするな」





でも





「だったら、私をここに残してワルターがシャーリィの方に行けば、そのまま連れ去ることもできるし、私を始末できるんじゃない?」
「・・・・・・・・・・・・・」
「でもそうしないのは・・・」





そうしないのは、きっと




きっと、彼が優しいから。




表面で冷たくしていても、この人は優しい。
だから、自分がここに残ると言い出したんだ。

優しいくせに、冷たい態度をとる。
そんな彼に、ピンクマントのあいつの姿がふと頭を過ぎった。





「無駄話しをしている場合じゃない。さっさとメルネスを連れて行け」
「りょーかい」





私はそう言い、シャーリィとフェニモールを連れてその場を後にした。
今度はワルターに止められることなく。

















「・・・・・あいつの、言う通りだ」





が去ってから、ワルターはひとり呟く。


あいつをここに残して、メルネスを連れ攫う事だってできた。
なのに、なぜ自分はそうしなかった?

なぜ、わざわざメルネスを託し、自分がこの場に残った?





「・・・・・・・・・・・・・」





自分の行動が、自分で信じられない。
陸の民など、信用できない。
陸の民など、見殺しにしてしまえばいい。

のに





「おや?お姫様を守る王子様交代かい?」





その声に我に返った。
目の前の相手は笑みを浮かべ、こっちを見ていた。


今は、奴を倒す事だけを考えろ。


ワルターはそう自分に言い聞かせ、敵を見据え構えた。






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ピンクマントって、あれです。リオンです。
TOL夢なのに・・・。